レーシックのメリット・デメリット
レーシックのメリット
視力矯正する際に、レーシックを受けて視力が回復することにより、いちばんメリットを感じるところは今までかけていた眼鏡やコンタクトレンズを使用しなくてもよいわずらわしさから解放されるとういことでしょう。これは眼鏡やコンタクトレンズをしようしている人ならすぐに感じることだと思います。また、メガネやコンタクトレンズを使用しつづけるというのは、それらの維持・管理に時間やお金を奪われるという事です。特にコンタクトレンズの場合、毎日洗浄・消毒をしなければならないため、非常に面倒です。また、コンタクトレンズをしたまま、居眠りしてしまったために、コンタクトレンズが眼に密着したまま取れなくなってしまった、スポーツをしている時にコンタクトレンズが落ちてしまった、などの危険もあります。しかし、レーシックによって裸眼視力を取り戻せば、こうした手入れに関するストレスから解放されるます。そして、メガネやコンタクトレンズの長時間の装用による頭痛や肩凝りといった装着のストレスから解放されることにもなります。コンタクトレンズに関していえば、花粉や塵の時期のアレルギーからも開放されることができるので、長年メガネやコンタクトレンズの煩わしさに苦しめられてきた人には大きなメリットになるといえるでしょう。また、温泉やサーフィン、スキューバーダイビングなどのマリンスポーツは視力が悪いとその楽しさや快適さが半減してしまうレジャーがあります。これはメガネやコンタクトレンズをしたままでは眼に水がはいることを気にするあまり、思う存分楽しめないということが起きてしますからですが、レーシックが成功すれば思う存分楽しむことができるでしょう。また、レーシックは角膜の状態にもよりますが、他の近視治療や近視手術に比べてかなり度の強い近視の方でも治療が可能というメリットもあります。
また、術後のケアが比較的楽なことも視力矯正手術レーシックのメリットともいえると思います。視力矯正手術レーシックの術後には定期健診があり、手術の翌日と1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後にあります。クリニックによってこの検診は異なりますが2年後、3年後と検診があるクリニックもありますので、この検診は必ず受けるようにしましょう。自分の目のことですから今後のケアをするのは当たり前のことですし、せっかく視力を取り戻したのですからこの検診は定期的に受けるようにしたほうがよいでしょう。
その他にも、手術の安全性がとても高い、高い視力回復硬貨がある、手術時間が非常に短時間で終わる、術後に痛みなどがほとんどなく、術後の視力回復が早いといったいくつかのメリットがあります。
レーシングのデメリット
レーシックにもデメリットは存在し、その代表的なものが術後に起こるハロー現象とグレア現象です。これはレーシックの術後に起こる合併症です。
ハロー現象とは夜間に見えにくさを感じたり、街頭の明かりや蛍光灯などを見たときに光の周囲がぼんやりとして霧がかかったように見えたり、にじんで見える症状の事。またグレア現象とは「ぎらぎらする光」という意味で、強い光を見た時、眩しくて像が見えにくくなってしまう現象のことをいいます。しかしこのハロー現象、グレア現象は、通常3ヶ月以内に自然に治まるといわれていますし、合併症の早期発見、解決のために術後の定期健診をしっかり受けていれば、でそれほど心配する必要はないと考えられます。
それよりも、レーシックのデメリットとして大きな位置をしめているものの1つに、レーザーで削った角膜はもう元の状態には戻らないということが挙げられます。レーシックでは、屈折度数に合わせてエキシマレーザーで角膜を削るという作業をしますが、一度削った角膜は二度と元にもどることはありません。何年か後に、レーシックを上回る100%安全で副作用がない視力回復法が開発されたとなったときにレーシックを受けて角膜を削っていた場合は適応外になるということになる可能性もあります。さらに、レーシックは比較的新しい技術のために術後の長期的な症例データがありません。そのため、術後、何十年かたった後に重大な障害やトラブルが発生するという可能性も否定できないのです。
こういったリスクを理解してからレーシックの手術をうけるかどうか決める必要があるでしょう。その他にも、レーシックに伴うリスクはあり、「視力が目標視力に達しない」ということが挙げられます。メガネやコンタクトレンズで矯正した視力程度はレーシックによっても出せるという認識がありますが、レーシックの効果には個人差があるのも事実です。レーシックでは、どの程度まで視力が回復するかは実際のところやってみないとわからないというのが現実なのです。
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最終更新日:2022/12/12